テイクアウト専門レストラン「Boom Bowl」のビジュアル・アイデンティティ。Letters From Swedenの「Lab Grotesque」をベースに、4種のシェイプを使用したドットシステムで構成されたタイポグラフィが特徴的。この4種のアイコンはそれぞれに「ベース/タンパク質/トッピング/ドレッシング」と料理を構成する要素を表現している。シェイプは独立してグラフィック・エレメントとして用いられながら、タイポグラフィのドットシステムに組み込まれる際にも一貫性を保ち、かつ様々なバリエーションを生成する。この多様性の表現は、商材である「丼」の「混ぜて食べる」文化を視覚的に表現したものになっている。また、2種の鮮やかなオレンジとマゼンタは「楽しく賑やか」で「食欲をそそる」色彩となっており、造形での表現意図に加えて食事に求められる要素を支えている。
Credits: Anagrama